元祖有名駅弁と全国うまいもの大会の50年大会で人気だった駅弁TOP5

佐賀牛すき焼き弁当駅弁

百貨店が主催する駅弁大会の中で、歴史・駅弁の量・数で他の駅弁催事を圧倒する知名度を誇るのが、「京王の駅弁大会」。正式名称は「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会(東京 新宿 京王百貨店主催)」です。今回は、節目となった50回大会の駅弁TOP5を紹介していきます。

第1位 いかめし 函館本線 森駅 

第6回大会(1971年)から1位に君臨し続けている駅弁の王者。第1回・第4回・第5回大会を除くすべての大会で、実演販売の売上個数1位を誇ります。

いかめしは、生イカの胴に生米(うるち米ともち米の混合米)をつめて、甘辛のたれで時間をかけてじっくり炊き上げた駅弁。

甘辛のイカはやわらかくて歯切れがよく、中のご飯にはイカの旨みが染み込んでいます。素材の美味しさが引き出されている、シンプルだけど最高な駅弁です。

調製元の「いかめし阿部商店」では、函館本線の森駅で販売するとともに、1955年から百貨店での実演販売事業にも力を入れています。

調製元/いかめし阿部商店 価格/500円(税込)

第2位 峠の釜めし 信越本線 横川駅

駅弁の代名詞といっても過言でないのが、信越本線・横川駅の駅弁「峠の釜めし」。横川駅の1日の乗客数は200人前後ですが、峠の釜めしは1日平均でなんと8,000個も売れています。

もちろん、横川駅で8,000個売れているというわけではなく、東京駅・新宿駅、高崎駅など主要駅の駅弁売場、そして京王百貨店のような駅弁催事で売り上げがメインです。

昆布と秘伝のダシで炊いた茶めしの上に、鶏肉・シイタケ・ゴボウ・タケノコ・栗などが、益子焼の土釜にぎっしりとのっています。具材はすべて無添加。

やわらかくて甘めの味付けではあるものの、バランスが取れているので、しつこさなどはなく、昔ながらも素朴な味を楽しむことができます。

調製元/おぎのや 価格/1,100円(税込)

第3位 佐賀牛三昧 ステーキ&すき焼き弁当 佐世保線 武雄温泉駅

京王の駅弁大会50回大会で「肉好きのための新作肉駅弁対決」で登場したのが、「佐賀牛三昧 ステーキ&すき焼き弁当」。

佐賀牛三昧は、佐賀牛の霜降りステーキとすき焼きが、ご飯を覆い隠すようにのった贅沢な駅弁で、肉好きを満足させてくれるものでした。

ただ残念なことに、京王の駅弁大会で販売されていた「佐賀牛三昧 ステーキ&すき焼き弁当」は現在販売されていません。

その代わり、佐賀牛ロースステーキ三昧弁当や佐賀牛すき焼き弁当といった、「佐賀牛三昧…」と同じ調製元のカイロ堂が販売している駅弁は現在も購入することが可能です。

第4位 牛肉どまん中 奥羽本線 米沢駅

人気駅弁の宝庫ともいわれている米沢駅の中でも、名物駅弁との呼び声が高いのが「牛肉どまん中」。

ふっくらと炊き上げた山形県産米「どまんなか」の上に、ほどよい甘辛さの秘伝のたれで味付けした牛肉の薄切りと牛そぼろがたっぷりとのっています。

牛肉は脂がのっていて、食べるごとに旨味があふれてくる美味しさ。山形のブランド米「どまんなか」は、冷めても美味しいので駅弁にはピッタリのお米。もちろん、米沢牛との相性も抜群です。

1993年の山形新幹線開業を記念して作られ、現在では全国的に人気のある駅弁のひとつになっています。

調製元/新杵屋 価格/1,250円(税込)

第5位 氏家かきめし 根室本線 厚岸(あっけし)駅

厚岸名物になっている駅弁・氏家かきめしの調製元である「厚岸駅前氏家待合所」は、1917年に根室本線厚岸駅が開業したと同時に営業を始めた老舗です。

「あっけし」はアイヌ語で、「カキのいるところ」という意味があり、古くから牡蠣が地元の名産だったことを物語っています。厚岸の牡蠣は、ふっくらとした身と濃厚な甘みが特徴です。

氏家かきめしは、牡蠣などの煮汁とひじきでご飯を炊き上げて、そこに牡蠣・ツブ貝・アサリといった海の幸とフキやシイタケといった山の幸を盛り付けた駅弁。

駅弁にのっかっている牡蠣はふっくらしていて、口にほおばるとコクのあるエキスがジュワ~っと染み出てきます。濃厚な旨味が詰まった、伝統の味を楽しめるでしょう。

調製元/厚岸駅前氏家待合所 価格/1,100円(税込)

まとめ

京王百貨店が主催している「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」の50年大会で人気だった駅弁TOP5を紹介してきました。どれも、駅弁のベストセラーばかり。全国の人気駅弁が一堂に会する駅弁大会が開催されるときに、TOP5の駅弁はぜひ手に入れてみたいですね。

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