マイナーだけどインパクトが強い郷土料理・珍味9選【東日本編】

岩手の郷土料理 そばかっけ郷土料理

日本全国には、その土地でしか食べることのできない美味しい郷土料理や名物があります。今回は東日本に絞って、わざわざ食べに行きたくなるような絶品グルメをご紹介。旅先で「何を食べよう?」と迷ったら、ここから選ぶと失敗しません!

板粒うに 北海道稚内市

布の上に生うにを板状に広げてから塩をふり、水を抜きながら熟成させていく板雲丹。ねっとり濃厚に広がってくる風味があり、生うにとはまた一味異なった余韻を楽しむことができます。

北海道の中でも、稚内・利尻・礼文あたりでしか、伝統的な手法で作られている板粒うにはないので、かなり希少な珍味のひとつです。

板粒うにを取り扱っているお店

北洋食産:北海道利尻産 板粒うに(えぞばふんうに)100g 11,000円+税

北海道利尻産 板粒うに
出典:北洋水産公式サイト

マルイゲタ小坂水産:北海道寿都産 板粒うに赤(えぞばふんうに)100g 4,100円+税

マルイゲタ小坂水産:北海道寿都産 板粒うに赤
出典:マルイゲタ小坂水産公式サイト

ししゃも寿司 北海道勇払郡むかわ町

あっさりしていて、上品な甘さがある「ししゃも寿司」。ししゃも寿司は、醤油ではなく山椒塩を付けて食べると、ししゃもの甘さがより際立ちます。

ただし、ししゃも寿司が食べられるのは、10~11月だけです。10月から日高・胆振地区の漁港で、ししゃも漁が解禁になりますが、ししゃもが産卵のために川に遡上するのが確認されると漁期は終わります。

例年、11月上旬には漁期が終わるので、ししゃも寿司が食べられるのは1ヶ月ちょっとしかないという、希少価値が高い品です。

一口メモ:ちなみに、ししゃもは北海道の太平洋沿岸だけに生息している日本固有の魚。全国の小売店で販売されているのは、ししゃもの代用魚で「カペリン」や「カラフトししゃも」です。それなりの味は安価で味わえるものの、本物のししゃもとは味に大きな差があります。

ししゃも寿司が食べられるお店

カネダイ大野商店:ししゃも寿司 六貫 1,200円 ししゃもづくし5品盛 2,000円

出典:カネダイ大野商店公式サイト

住所:北海道勇払郡むかわ町美幸2丁目42番地

営業時間:10:00~17:00 1~9月は日曜定休

大鰐温泉もやし 青森県南津軽郡大鰐町

大鰐温泉もやし

大鰐温泉もやしは、土間に掘った溝に大豆をまき、筵(むしろ)をかぶせて温泉をかけながら地熱で育てています。

土と温泉の栄養分をたっぷりと吸収していくことで、40cmほどの長さになり、しゃきしゃきして味が濃いもやしになります。

大鰐温泉もやしは、ラーメン、鍋、そば、みそ汁の具などに使われていますので、大鰐温泉郷のレストランで食事をすると、食べる機会もあるかもしれません。

大鰐温泉もやしを食べられるお店

山崎食堂:大鰐温泉もやしラーメン600円/大鰐温泉もやし炒め定食800円

住所:青森県南津軽郡大鰐町大鰐前田34-21

営業時間:10:30~19:00 定休日/第二・四土曜日

花りんご:大鰐温泉もやしラーメン900円/大鰐温泉もやしうまか丼1,000円

大鰐温泉もやしうまか丼
出典:鰐come(ワニカム)公式サイト

住所:青森県南津軽郡大鰐町大字大鰐字川辺11-11 日帰り温泉施設「鰐come(ワニカム)」内

営業時間:11:00~15:00

そばかっけ 岩手県岩手郡葛巻町

「かっけ」は岩手県北部で江戸時代から伝承されてきた郷土料理。そば生地を二等辺三角形に小さく切り、しゃぶしゃぶ風に茹でて、味噌やニンニク入り味噌で食べます。

そばかっけだけ煮て食べてもいいですし、大根や豆腐、ネギなどと一緒に煮て食べるのも美味しいですよ。

そばかっけが食べられるお店

森のそば屋:そばかっけ 1,860円(2人前)要予約

住所:岩手県岩手郡葛巻町江刈川1-36

営業時間:10:30〜17:00 定休日なし

にしんの山椒漬け 福島県会津若松市

にしんの山椒漬け 
出典:(公財)福島県観光物産交流協会

にしんの内臓や頭を取り除き、干して乾燥させた「身欠きにしん」に、山椒の葉と酢醤油に漬け込んだものが「にしんの山椒漬け」です。

にしんの山椒漬けは会津の郷土料理ですが、面白いのは北海道で採れた「にしん」を食材としているところ。

江戸時代中期に、北前船(北海道と大阪を結んだ商船)が、にしんを含む北海道の幸を阿賀野川の舟運で会津にまで届け、そこから郷土料理として定着していきました。

にしんの山椒漬けが食べれるお店

会津居酒屋 籠太:にしんの山椒漬け 340円

住所:福島県会津若松市栄町8-49

営業時間:17:00~22:00 定休日:日曜のみ不定期

深海丼 静岡県沼津市

海鮮丼 佐政
出典:佐政公式サイト

ユメカサゴ、桜エビ、深海本エビ、キンメダイ、メギス、アブラボウズなどの深海魚を盛り付けたのが「深海丼」。ユメカサゴは目がギョロっとしていてインパクトがありますが、味はまったりとした甘さがあります。

深海魚というと、「見た目が変で味も美味しくないのでは?」というイメージがあるかもしれません。

しかし、日本一の深海湾といわれている駿河湾がある沼津では、深海魚は古くから食べられていた身近な食材です。

さらにいうと、桜エビやキンメダイも深海魚なので、まったく馴染みがない魚というわけでもありません。沼津で食べることができる深海丼の魚介は、どれもみずみずしく、脂がしっかりとのっていて甘みがあり、後味はさっぱりしていますので、ぜひお試しあれ。

深海丼が食べれるお店

海鮮丼 佐政:深海丼(小鉢・味噌汁付き) 2,390円

住所:静岡県沼津市千本港町83番地

営業時間:9:30~17:00 定休日:木曜日

遠州焼 静岡県浜松市

浜松の名物というと、「浜名湖うなぎ」や「浜松餃子」などが有名ですが、「遠州焼」というお好み焼きも隠れた浜松の郷土料理です。

遠州焼と一般的なお好み焼きの違いは、たくあんのみじん切りが入っていていること、地元のトリイソースを塗って食べることの2つ。たくあんが入っているので歯ごたえがあり、ほどよい甘さが食欲をかきたてます。

遠州焼を食べられるお店

とらや:田舎焼(遠州焼)750円 大950円

住所:静岡県浜松市中区肴町316-36 2F

営業時間:12:00~21:00

寒干し大根 岐阜県飛騨市

寒干し大根
出典:すずしろグループ公式サイト

大根を輪切りに切ってから茹で、串刺しにして軒先に吊るして寒風にさらすこと30日間。凍っては溶けてを繰り返した大根は、甘みと滋養が凝縮された寒干し大根になります。

寒干し大根 軒先
出典:すずしろグループ公式サイト

寒干し大根が名産の奥飛騨・山之村は、厳冬期は気温がマイナス20度まで下がることも。厳しい寒さにさらされたことでこそ、凝縮された甘みと滋養が出てきます。そんな寒干し大根は、おでんの具材にピッタリです。

寒干し大根を取り扱っているお店

すずしろグループ:奥飛騨山之村寒干し大根1袋70g 1,100円

住所:岐阜県飛騨市神岡町麻生野82

ぶんたこ 岐阜県加茂郡八百津町

ぶんたこ
出典:八百津町山村活性化推進協議会

春を告げる和菓子・草餅は、岐阜県八百津町では「ぶんたこ」と呼ばれています。米粉とともにヨモギを名水で練り上げて、翡翠色の餅に仕上げていき、大納言大豆の粒あんを包みます。

4月の八百津祭りの際には、八百津町にある和菓子屋に、春の息吹を感じさせる「ぶんたこ」が並びます。

ぶんたこを取り扱っているお店

緑屋老舗:草もち10個入1,710円

住所:岐阜県加茂郡八百津町八百津4096-1

営業時間:8:00~18:30 定休日:水曜

亀喜総本家:草もち140円 よもぎ130円

住所:岐阜県加茂郡八百津町八百津3921-1

営業時間:8:00~18:30 定休日:水曜

まとめ

東日本が誇る絶品グルメをご紹介しました。ほかの土地では食べることのできない、名物・郷土料理ばかりですので、機会があればぜひお試しください。

わざわざお目当ての料理を楽しむために足を運ぶのも良いですが、そんな時間がないという場合は、ネットでお取り寄せして楽しむのも良いですね。お取り寄せして家族やお友達と楽しめば、盛り上がること間違いなしです!

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