塩原温泉の名物は『スープ入り焼きそば』。全国的な知名度はいまひとつかもしれませんが、塩原では昔から食べられていて、地元ではB級グルメの決定版といわれているのだとか。そこで今回は、あまり知られていないご当地グルメ『スープ入り焼きそば』についてご紹介していきます。
『スープ入り焼きそば』の概要
塩原のご当地グルメといえば『スープ入り焼きそば』。その名の通り、炒めたてのソース焼きそばをどんぶりに入れて、しょうゆ味のスープを注ぐという料理です。焼きそばにスープをかけるという発想に「・・・?」となる方も多いかと思いますが、実は『スープ入り焼きそば』は塩原では50年以上も愛されている地元の味。
「見た目はラーメンで、中身が焼きそばってどんな味?」「スープをかけちゃって美味しいの?」と思う方も少なくないはず。
でも食べてみると、しょうゆ味のスープが徐々にソース味と融合していって独特の風味に変わっていく、唯一無二の味を楽しむことができます。塩原に立ち寄ったら、一度は試してみてください。クセになること間違いなしです。
『スープ入り焼きそば』の有名店
こばや食堂
具は豚肉とキャベツだけと「焼きそば」らしさがあるものの、麺は「ラーメン」用のストレート麺を使用するなど、食感と見た目にこだわったスープ入り焼きそばになっています。
特製のソースは甘みと酸味のバランスが良く、時間とともにしょうゆスープに溶けていって独特の風味へと変わります。
グーグルマップではレビュー数が696あり、口コミの評価は4.1となっています。スープ焼きそばのお店の中で圧倒的にレビュー数が高いのが、「こばや食堂」と「釜彦」です。2大名店と称されているので、どこのお店で食べるか迷ったら、この2つのお店のどちらかを選ぶと良いでしょう。
住所:那須塩原市塩原795
TEL:0287-32-2371
釜彦
スープによく絡む細ちぢれ麺を使用。鶏肉とキャベツとナルトをスパイスの効いたソースで細ちぢれ麺と炒めて、しょうゆスープを最後にかけています。
ソースカツ丼やソース味のチャーハンもメニューにあり、ソースに絶対的な自信があることをうかがわせます。
グーグルマップではレビュー数が702あり、口コミの評価は3.9となっています。
住所:那須塩原市塩原2611
TEL:0287-32-2560
かんろの郷 水車(みずぐるま)
こばや食堂と釜彦になくて水車にある特徴、それが紅ショウガをのせているということ。焼きそばに寄せている「スープ入り焼きそば」という立ち位置になるのかもしれません。
細めのちぢれ麺にはソースの味がしっかりついており、しょうゆスープが絡むことで独特の風味が生まれます。
グーグルマップではレビュー数が57あり、口コミの評価は3.4となっています。
住所:那須塩原市塩原708
TEL:0287-32-2640
スープ入り焼きそばの口コミ
・「ラーメンみたいなのに、ちゃんと焼そばの味がする。塩原に来たら寄ってみる価値があると思う」 20代/女性
・「味は焼きそばをそのまんま醤油スープのなかに入れたっていう感じ。予想通りの味で、逆に面白かった」 20代/男性
・「薄味でちょっと物足りないと思っていたけど、テーブルにある酢を入れたら味が激変。さっぱりして、かなり美味しくなった。最初はそのままで食べて、あとで酢を入れるのがおすすめです」 30代/男性
まとめ
那須塩原のご当地グルメ「スープ焼きそば」を紹介しました。旅行の楽しみのひとつがご当地のグルメを味わうこと。ぜひ那須塩原に旅行に行った際にはスープ焼きそばを食べてみてください。
コメント